Skip to content

第20回 40代・50代必見!親の預貯金相続 実はもっと簡単にできた?賢い「少額預貯金」手続きの全貌

少額預貯金の相続手続き、実はもっと簡単にできるって知っていますか?

親御様の相続、またはご自身の将来を見据えて準備を進めている40代〜70代の皆様へ。

「相続手続き」と聞くと、

  • 複雑そう
  • 費用がかかりそう

というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

特に預貯金の相続は、最も身近な財産であるがゆえに、「どう対応すればいいのか分からない」という不安を抱く方が少なくありません。

司法書士として多くの相続案件に関わってきた経験から、今回は“知っておくと安心”な「少額預貯金の簡単な相続手続き」について、わかりやすくご紹介いたします。

「こっそりATM引き出し」はもう不要

堂々とできる、相続手続きの新常識

相続発生後、

「専門家に頼むほどでもないし、少しずつATMで引き出そうかな…」

と考える方もいらっしゃるかもしれません。

  • ATMでは1円単位で引き出せず端数が残る
  • 「こっそり」行うことに心理的な抵抗がある

という声も多く聞かれます。

本記事で紹介する制度を活用すれば、堂々と金融機関で預貯金を引き出す/解約することが可能になります。

不安や後ろめたさから解放される新しい相続のかたちです。

簡略化のカギは「提出書類の大幅削減」

一般的な預貯金相続手続き

 通常は、以下のような煩雑な準備が必要です:

  • 戸籍謄本(出生から死亡まで)をすべて集める
  • 相続人全員で協議し、「誰が相続するか」を決定
  • 遺産分割協議書を作成し、全員が署名・捺印
  • 印鑑証明書を全員分用意
  • 上記すべてを金融機関に提出

少額預貯金の簡略化された手続き

一定の条件を満たす「少額」のケースでは、必要書類が大幅に減ります:

  • 戸籍謄本:死亡記載ありのもの+相続人を示すものだけでOK
  • 印鑑証明書は不要
  • 遺産分割協議書の提出も不要

利用条件:「相続人同士が揉めていない」こと

この制度を利用するうえで最も重要なのが、

相続人同士で争いがないこと

です。

  • 口頭で「争いはありませんか?」と確認される場合
  • 書面でチェック欄への記入を求められる場合

「少額」とはいくらまで?金融機関ごとに基準が異なります

例:ゆうちょ銀行では100万円以下が対象です。

ただし、金額の上限や条件は金融機関によって異なります。事前の確認が必須です。

この制度が有効なケースと注意点

特におすすめできるケース

  • 相続財産が預貯金中心で、金額が少額
  • 相続財産に不動産が含まれていない

注意点

不動産がある場合は、遺産分割協議書の提出が必要となります。ご注意ください。

まとめ:知っておくだけで、相続はもっとスムーズに

相続は多くの方にとって一生に一度あるかないかの出来事。だからこそ、不安になるのは当然です。

しかし、「少額預貯金の簡略化手続き」という制度を知っておくだけで、相続の負担をぐっと軽くすることができます。

ぜひご自身の状況にあわせて、最適な方法を選びましょう

No comment yet, add your voice below!


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


RARE CASE REPORTS

こちらのレアケースレポートは、同業者様向けへの情報発信のコンテンツです。不動産・土地相続の業務を続けていると想定を大きく外れるレアなケースがあり、どう進行させれば良いか悩む司法書士は少なくないと思います。その様なレアケースの対処方法を発信して参りますので、少しでも司法書士の皆様のお役に立つことと同時に、エンドユーザー様の不動産・土地の登記等が円滑に処理されることを望みます。

相続登記
自分でやるシリーズ

このコンテンツは相続登記を自分でやりたい方向けの情報になります。 動画版もご用意しておりますので、ご活用ください。

【20分で分かる!】自分でやる相続登記

【10分で分かる!】自分でやる法定相続情報一覧図

【7分で分かる!】自分でやる相続登記の必要書類集め